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英検1級・TOEIC960
英語講師、翻訳者としての経験と、慶應通信でアメリカ文学を学ぶ日々の記録。学び・暮らし・キャリアについて等身大の言葉で綴っています。

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【社会人大学生】慶應通信4年半目:学生生活と学びのリアルな記録

このページは執筆途中のまま公開しています。
これから加筆修正・更新していくことをご了承ください。

更新記録
11/2 2026年9月卒業を確認したため、このページを更新しています
9/14 「慶應通信の宿泊事情|三田・日吉のおすすめホテル」の記事を公開しました

私は2022年4月、30歳を過ぎてから慶應義塾大学通信教育課程の文学部3類に入学しました。

思うように勉強が進まない時期もありましたが、少しずつ単位を積み重ね、普通課程アメリカ文学専攻での最短(在籍4年半)で卒業できました。

卒論までに至れたのは、自分だけの力ではなく、家族や友人、職場の人の理解や支えがあったからなのは間違いありません。

それだけでなく、学友さんからのアドバイスや、ネット上の情報を集め、活用しました。

こうしたことから、私も慶應の「半学半教(はんがくはんきょう)」の精神で、少しでも誰かの参考になることを書き残したいと、この記事を書いています。

しかし、この記事は「慶應通信をこうすれば卒業できます」と教えるためのページではありません。

私自身が実際にやってみて、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、思っていたより大変だったこと、やってよかったこと。そして、30代からの学びの中で感じたことを一人の学生の記録として、少しずつ書いていきます。

タップできる目次

4年半の歩み

  1. 2022年4月入学 累計16単位 フリーランスの翻訳と学業の両立は無理だと痛感。翻訳の仕事を手放して学業に集中すると決め、年度末に卒業目標を6年から4年半へ変更。
  2. 2023年度 累計50単位 学友さんとひたすら情報交換。アドバイスを元に履修計画を立て直す。塾講師と飲食のバイトで学費等を捻出しはじめる。
  3. 2024年度 累計66単位 締め切りギリギリで卒論指導登録。予備指導を本指導1回としてもらうも、題目すら決まらない日々に苦悶。
  4. 2025年度 累計93単位 目に見える進捗がない卒論を横目に無心でテキスト科目の試験勉強。年度末は怒涛のレポート再提出。
  5. 2026年9月卒業 累計126単位 体調不良からの大学病院通いがはじまるも、2万字を一気に書き上げ、卒論提出許可をいただく。
スクロールできます
年度テキストスクーリングメディア卒論取得単位
2022664—16
202318124—34
20241222—16
20252340—27
20262500833
合計8424108126

年表と科目一覧の「年度」は、単位を修得した年度です。

テキスト科目は、レポートと科目試験の両方に合格して、はじめて単位になります。どちらか一方に合格しただけでは単位にならないため、単位になった年度より前から取り組んでいた科目がたくさんあります。

私の場合、レポートと試験の合格時期が1年以上離れた科目が、テキスト科目33科目(84単位)のうち6科目(16単位)ありました。レポートに苦戦した科目の方が多いですが、試験がなかなか合格しなかった科目もあります。

2026年度は、4月から7月までの約4か月で、テキスト科目だけで25単位増えています。

この時期に急に単位が増えたのは、科目試験には合格していたのにレポートが不合格だった科目が、まとめて合格したからです。11科目(25単位)のうち6科目(14単位)が、このパターンでした。レポートの添削・合否判定に2か月かかる科目もあり、2025年度中にレポートを再提出していても、2026年度に単位化した科目がありました。

卒業判定は9月でしたが、再提出後の添削期間を考えると、2026年7月までに返却されたレポートのうち、あと2科目が不合格だったら、卒業は半年延びていたはずです。

スケジュール&単位管理

手帳での時間管理

執筆中:11月公開予定
【慶應通信】4年半の手帳活用術|履修計画とスケジュール管理

Notion・Excelでの単位・履修管理

執筆中
【慶應通信の学習計画】Excel・Notion・無料プリントでの履修管理方法

テキスト科目の記録

総合教育科目(3分野)

8科目・28単位。保健体育と外国語は選択しませんでした。*コロナで試験の代わりに代替レポートだった科目には雷を付けていません

人文科学・16単位

科目名単位年度レポ試験
歴史(東洋史)22022*
歴史(西洋史)22023*
文学42023
論理学(A)42024*
哲学42024

社会科学・8単位

経済学42023*
社会学42025

自然科学・4単位

地学42023

専門科目(文学部)

22科目・50単位。

第Ⅰ類・8単位

科目名単位年度レポ試験
心理学B22024
メディア社会心理学22025
教育心理学22026
社会心理学22026

第Ⅱ類・10単位

人文地理学(L)22023
西洋史特殊Ⅰ22025
オリエント考古学22025
考古学22026
地理学Ⅱ(L)22026

第Ⅲ類・32単位

近世英文学史22024
アメリカ文学22025
イギリス文学研究Ⅱ22025
英語学概論32025
日本語学22025
国文学42025
英語史22026
英語音声学22026
アメリカ文学研究Ⅰ22026
英文学特殊22026
ACADEMIC WRITING Ⅰ22026
ACADEMIC WRITING Ⅱ42026
現代英語学32026

執筆予定
慶應通信の不合格レポートとの向き合い方|再提出・撤退をどう判断しているか

執筆予定
慶應通信(普通課程・3分野)テキスト科目の感想・おすすめ文献紹介

執筆予定
【難易度バラバラ】慶應通信(文学部3類)専門科目の感想・おすすめ文献紹介

スクーリング科目の記録

慶應通信では、科目試験やスクーリングなどで会場へ足を運ぶ機会があります。地方在住の場合は、学費に加えて交通費や宿泊費も考えておきたいところです。

私も、科目試験や夏期スクーリングに参加するため、三田・日吉へ通ってきました。

「慶應通信の宿泊事情|三田・日吉のおすすめホテルと予約のコツ」の記事では、実際に利用したホテルを中心に、宿泊先を選ぶときのポイントや予約のコツを紹介します。

スクーリングで履修した科目

11科目・22単位。英語の2科目は「英語科目」の見出しで紹介しています。

科目名種別年度難易度
文学夏期2022
芸術(音楽)夏期2022
社会学夏期2022
哲学(言語)週末2023
心理学夏期2023
国語学各論夏期2023
近代日本文学夏期2023
日米比較文化論夏期2023
英米戯曲研究夜間2024
社会学特殊(政治)夏期2025
英米詩研究夏期2025

授業内容の難易度が高かった2科目を雷2つにしました。短期間で単位にできたので、単位化のしやすさで考えると雷1.5くらい。「最終日の試験も難易度が高かったら?」と聞かれると単位化できていたか怪しい側面もあります。

1科目だけC評価でしたが、相性が悪かっただけで、授業が難しかったり課題が重かったということはなかったので、その科目の雷は1つにしています。

遅刻や欠席は一度もありませんでした。課題やリアクションペーパーの未提出も一度もなかったので、その辺の寛容さについてはわかりません。

執筆予定
【単位化しやすい◎】慶應通信スクーリング科目の取り組み方と感想

メディア科目の記録

5科目・10単位(各2単位)。雷2つの2科目が、私のイチオシでもあります。

科目名年度難易度
E-政治学2022
E-統計学2022
E-倫理学特殊(経済倫理)2023
E-英語史2023
E-シェイクスピア研究2024

E-政治学

全然勉強できていなかった私でも単位化できたので、この5科目の中で一番難易度が低いと想像します。

E-統計学

慶應通信の総合科目の中で一番おすすめかもしれません。経済学はもちろん、心理学や社会学でも統計は使われるので、早めに基礎を学ぶと、後の勉強がスムーズになると思います。

簡単ではないです。メディア授業の中で一番時間がかかりましたが、社会人になってからずっと勉強したいと思っていたので、しっかり学ぶことができてありがたかったです。

E-英語史

「英語は嫌いだけど、この科目は楽しめた」とよく聞く人気科目。

個人的には、テキスト科目の英語史の試験対策につながらなかったという不満が少々あります。このメディア科目の評価はAでしたが、テキスト科目の英語史の試験は2度落としていて、3度目もギリギリ合格のCでした。メディア受講後にも関わらず、テキスト科目の教材がそもそも難解で苦戦したので、もう少し橋渡ししてほしかったです。

E-シェイクスピア研究

古書の解読がメインの科目。私はシラバスに惹かれて受講していたので大満足でしたが、「科目名だけを見て履修して後悔した」という話を聞いたことがあります。昔の英字を現代の英語にできるか、が問われる試験でした。

E-倫理学特殊(経済倫理)

卒業生におすすめしてもらって受講しました。テキストが市販書で易しい印象。営業職や自営業の人にとって、とても身近で興味深い内容だと思います。

早めに履修しておきたい慶應通信の英語科目

テキスト科目・6単位

科目名単位年度
英語Ⅰ22022
英語Ⅱ22022
英語Ⅶ22023

スクーリング(夏期)・2単位

英語(リーディング)12023
英語(ライティング)12023

リーディングとライティングは必須科目なのに抽選

慶應通信の必須外国語科目は、ドイツ語、フランス語、英語の3言語から選ぶことができますが、私はもちろん英語を選択。

必須英語は、履修計画を上手く組まないと卒業が予定より遅れる原因になると思います。

慶應通信の必須英語で一番の難点は、スクーリング科目のリーディングとライティングの履修が抽選であるとこと。

▼ 必須英語の履修スケジュールと、スクーリングの申し込みについては後日、詳細記事を公開予定です。

執筆予定
慶應通信(総合科目)必須外国語「英語」の8単位について語ってみようと思う

【文学部3類目線の本音】必須英語の難易度

「必須英語の8単位をとるのが難しくて、卒業が遠くなる」と噂でよく聞きます。

しかし、スクーリングの日程調整と抽選という壁さえ乗り越えられれば、必要とされる英語力と単位取得の難しさは、それほど高くない気がします。

入学時点の英語力が英検3級以下であれば、かなり苦戦することは間違いないです。

簡単ではないことは断言できます。

でも、私の周りは文学部の英語が得意な人が多いからか「2年間、一生懸命勉強したけど単位化できなかった」とは聞いたことがないです。

(「経済学部必須の統計学を2年頑張ったけどまだ単位化できていない」は聞いたことがあります)

確かに、英語Ⅰの課題は噂通り難しい!英検1級の本文読解より単語のレベルが高い!と入学当初は思いました。

しかし、正直に言うと、私がレポートのために読んだ英米文学系の専門科目の英文は、必須英語の50~200倍になることが多かったので「英米文学系の科目と比べたら楽だったな」と今は思っています。

総合科目の英語では、ざっくりとした英語力(基礎文法やテキスト内での単語力)を問われますが、3類科目は、英語の応用力(読解力・運用能力)が必要でした。

▼ 文学部専門科目の難易度については後日、詳細記事を公開予定です。

執筆予定
【難易度バラバラ】慶應通信(文学部3類)専門科目の感想・おすすめ文献紹介

卒論の記録

執筆予定
慶應通信では必須の卒論、予備指導からの奮闘記

お金について

執筆予定
【慶應通信の学費】地方在住者の交通費・宿泊費を含めて公開

執筆予定
社会人大学生のモチベ維持に効果的なこと

ネット上で参考にしたサイト

慶應通信について調べるなかで、私が実際に参考にして、何度も読み返したサイトをまとめます。

原点にして頂点、慶應義塾大学通信教育部 シラバス(講義要綱)

慶應義塾大学通信課程シラバス(講義要綱)のページは必読。

入学するかどうかを考えるうえでも、大きな判断材料になったサイトです。

入学後は、入学者だけが閲覧できる『塾生ガイド』を聖書のように熟読するようになるのですが、入学前から確認できる情報として、シラバスは特に貴重でした。

入学後も、履修するかどうかを検討する段階から、必ず読んでいました。

私は科目名だけを見て履修したり、スクーリングに申し込むのではなく

  • 具体的にどのような内容を学ぶのか
  • どのような参考文献を用意する必要があるのか
  • レポートや試験など、どのように評価されるのか

という点を確認してから、履修計画を立てていました。

慶應通信生で、知らない人はいない?慶應通信Wiki

定番の有志情報サイト旧慶應通信Wikiには、大変お世話になりました。

と言うと、「ブログに書かず、Wikiに投稿すればいいのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、どうしても「どんな背景を持つどんな人が書いたか分からない情報」として投稿することに違和感がありました。だからこそ、責任をもって自分の経験を丸ごと残せる個人ブログという形を私は選択しています。

けれど、過去の情報ではなく、新鮮な情報源としての利便性は絶大。

今は新・慶應通信Wikiとして運営されていますので、リンクを貼らせていただきます。

文3の科目名でGoogle検索して見つけたNOTES

文学部第3類の科目名を検索していたときに見つけた、ある卒業生のNOTES。

ページの一番下には 「2005年10月 Yasu.N」と記載があるので、20年以上前に卒業されたN先輩の記録です。

手書きレポート時代であることや、レポートにも評価がついているなど、現在とは制度が変わっている部分もあります。それでも、読んでいて「20年前の各科目の特徴は、今と共通する部分がある」という印象を受けました。

このページの素晴らしい点は、一人の学生が履修した全科目の難易度とコメントが1ページに凝縮されているところです。「N先輩にとって科目Aの難易度が星1つ、科目Bが星2、科目Cが星3なら、自分にとって科目Bは難易度が高いのでは……」と、N先輩の主観を、自分の目線に変換して読むことができました。

そして、このページは「私もこんな風に一人の感想がまとまっているページを作ろう」と、思い至ったきっかけの一つでもあります。

最もリアルタイムな情報を知るならSNS

「慶應通信」とそのまま検索したり、ハッシュタグ「#慶應通信」 を覗くと、今まさに勉強している方々の投稿を見ることができます。

私の体感では、InstagramよりXのほうが慶應通信生のアカウントを見つけやすいです。

私にとってSNSは、単なる情報収集の場という以上にモチベーションを維持し、仲間とつながるための大切なツールでした。

実際、入学1年目から現在まで交流が続いている学友さんや卒業生の約9割は、SNSのDMをきっかけに出会った方や、そこからの繋がりで出会った方々です。

もちろん、SNSで出会う人がみんな良い人とは限りません。ビジネスのお誘いを受けたこともありますし、不正行為を平気で公言していたり、誘ってくるような人もいました。

それでも、私自身は本当に良いご縁に恵まれたため、入学してすぐに「慶應通信に入学した」と発信して良かったと思っています。

実際に私が入学して一番最初にしたインスタ投稿はこちらです。

Xでも、学友さんと早慶戦に行った時の写真を載せたりもしていました。

これからもInstagramを中心に、学びの進捗を投稿予定です。

慶應通信生の方や入学を検討されている方、もしよければSNSでも繋がってください。

おわりに

通信課程での学びは、基本的に自分との戦いです。

私は、画面の向こうで頑張る仲間の姿が見えているからこそ、走り続けることができていると思っています。

このページは、「いつか大学で学びたい」と一歩を踏み出そうとしている方にとっては、ひとつの体験談として。すでに在学している方にとっては、「こんなふうに学んだ人もいるんだ」と思ってもらえる記録として更新していきます。

私が書いていく記事から、何かヒントを得たり、背中を押される人がいれば嬉しいです。

このページの更新は本当にゆっくりになりますので、もしよければページをお気に入りに保存するか、SNSをフォローして(このページへのリンクを貼っています)、また一か月後にでも、覗きに来てください。

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筆者について

英検1級・TOEIC960。オーディオブックで洋書を聴きはじめて10年以上。楽しみながら続けた英語を活かして働いています。英語講師、翻訳者としての経験と、慶應義塾大学通信課程でアメリカ文学を学ぶ日々の記録。学び・暮らし・キャリアについて等身大の言葉で綴っています。

タップできる目次