【アメリア】定例トライアルB判定でも翻訳の仕事はGET!TOEICも割引でコスパ最高!
アメリア会員3年目の翻訳会社の元正社員がこんな疑問に答えます。
- アメリアに入会後すぐに翻訳の仕事は受注できる?
- 定例トライアルってどんな感じ?
- 年会費16,500円の価値はある?
- TOEIC(IPオンライン)は受験できる?
- アメリアの情報誌は何が書いてある?
翻訳者ネットワーク「アメリア」 は、翻訳の仕事に関わっている人の多くが一度は登録する(もしくはずっと在籍する)翻訳者の登竜門のようなサービス。
翻訳の仕事をしていきたいと思っている方は、定例トライアルに積極的に参加したり情報誌を毎月チェックするのがおすすめです。
私もフリーランス1年目の2019年12月~2020年12月と、2022年2月からアメリア会員です。
英検1級、TOEIC960点。技術分野に特化した翻訳会社にて正社員として営業とコーディネートを担当していました。機械分野の社内通訳・翻訳を経てフリーランス。
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アメリア経由で在宅翻訳のお仕事受注するまでの流れ
翻訳者ネットワーク「アメリア」 会員のページから、条件にある求人に応募します。
アメリアに登録してある個人情報がそのまま利用できるので、応募する会社向けに入力する項目は少なめ。
未経験可の仕事も多く、応募は気軽にできます。
出版系もコンテスト形式で募集があるのを見かけました。
書類審査に合格すると、試訳など翻訳文の質をチェックするための課題が送られてきます。
提出期限が2週間以内であることが多かったです。
※すでに翻訳の仕事を受注していたり、多忙な方は、トライアルの提出が困難になるので、短期間に複数の求人に応募するのは避けた方が良いかも。
試訳に合格すると、必要書類の提出が求められます。
履歴書、職務経歴書(場合によっては英文)、NDA(機密保持契約書)などを提出したら、翻訳会社への登録は完了。
あとは実際に翻訳の依頼があることを待つのみ。
大きな翻訳会社の場合、違う分野の翻訳を受注するために、追加で試訳を求められることもあります。
在宅翻訳の仕事をするのに1ヵ月はかかる(10社応募→2社から受注)
2019年にアメリア経由で応募した書類審査から翻訳の初仕事をもらうまでは最短で1ヵ月くらいでした。
試訳を提出してから2~3ヵ月ほど結果が出ない会社もあるのですぐに稼げるようになると期待しない方が良いです。
ちなみに、書類が通った確率は80%くらいでした。
書類審査で通った会社が8社のうち、トライアルに合格して登録できた翻訳会社は3社。
登録できた3社のうち、すぐに仕事がもらえたのは2社。
私は在宅の仕事しか探していませんでしたが、都心に住んでいる方であれば、通勤スタイルのお仕事にも応募していけると思います。
当時のスペック
- 資格:英検1級・TOEIC955点
- 経験:社内翻訳1年(技術・営業系)、社内通訳1年
- 職歴:翻訳会社の元正社員(営業)
アメリアの翻訳コンテスト・定例トライアルの内容
翻訳者ネットワーク「アメリア」 会員は主に2種類の翻訳に毎月、挑戦できます。
- 【無料】翻訳コンテスト
- 【有料1,650円】定例トライアル
翻訳コンテストは無料で参加できる(結果は印刷しておこう!)
翻訳コンテストは、短文で気軽に参加できるというメリットがあります。
入賞者にはAmazonギフト券などが進呈されるのも嬉しい。
アメリア会員の画面でのみ結果が閲覧できる物なので、退会すると結果などが何も確認できないのが難点です。
私もいくつか参加しましたが、公開できるようなものが一切残っていないです・・・・・・。
翻訳の勉強のためにも、翻訳コンテストなどに参加したら、課題や結果を印刷しておきましょう!
定例トライアルの結果公開(B判定でも挫けないで!)
アメリア入会初月の2019年12月に試しに2つの定例トライアルに応募しました。
結果は2つともB判定!
微妙!いまいち!
字幕翻訳の仕事は未経験で、興味があって応募しただけなのでBでもいい。
けれど、ビジネス翻訳の方は、実際に仕事を受注しているのに・・・・・・。
定例トライアルの結果は紙面で送られてきました。
さらに、情報誌に添付される冊子から、参加人数や、ミスが多かった箇所の補足説明などが確認できるのがとても良いです。
クリックすると大きな画像で見れます
ちなみに、2020年1月~6月頃はありがたいことに試訳や実際の翻訳のお仕事に追われて参加できず。
2020年6月頃からは、アメリアをあまり利用していなかったので、定例トライアルに参加したのはこの2回のみです。
翻訳コンテストや定例トライアル、参加する価値はある?
翻訳コンテストは、無料だからこそしっかり翻訳の勉強として活かしていける人は少ないかもしれません。
定例トライアルは、そこそこボリュームもあり、結果の考察なども充実しているので1,650円では安いと思うくらい価値があると感じました。
2回(それも同月)しか定例トライアルに参加してない私が言うのもなんですが…
「時間がなくてコンテストや定例トライアルに応募できない」=「今の実力では5,000円分くらいの翻訳の仕事もこなせない」という目安になると思います。
参加して気づいたのは、自分が仕事で翻訳する分野外(私の場合は字幕翻訳)の定例トライアルに参加できることの魅力。
私の場合、ビジネス翻訳は、B判定で勉強不足を痛感するし、手持ちの仕事に対しての自信が失せるというダメージを受けました。
でも、未経験の字幕翻訳は、新鮮な気持ちで翻訳できてとても楽しかった上に、添削結果もそこまで悪くはなかったので「字幕翻訳も勉強してみたいな」という前向きな気持ちになれました。
翻訳の技術を磨くために、自分の専門分野こそ、トライアルなどで外部評価を得た方がいいとは思います。
でも、すでに翻訳の仕事をしていて、メンタル面に不安がある方は分野外のトライアルだけ参加してもいいかも。
C判定から抜け出せなかったり、定例トライアルに参加する前に翻訳の力を付けたいと思っている方は、通信講座の【フェロー・アカデミー】を利用するのも手です。
私は受講したことがありませんが、インスタでフェロー・アカデミーの教材を使って翻訳の勉強している方をよく見かけます。
アメリアの年会費はたったの16,500円!翻訳の仕事をしたいなら支払う価値は十分ある
アメリアの料金体制
入会金 5,500円+年会費 16,500円 = 初年度合計:22,000円 (税込)
アメリア在籍4ヵ月目には在宅翻訳の仕事で2万円は回収できた
私は、入会直後の3ヵ月くらいでお仕事がいくつか決まり、4ヵ月目にはアメリア経由の仕事で元が取れました。
初年度約2万円で仕事がいくつか決まるなら安いですよね。
TOEICの受験料が約40%オフ!IPオンラインが年4回受験できる
日本在住のアメリア会員は、TOEICのIPオンラインが受験できます。
私が受験した結果はインスタに載せました
一般の会場試験のTOEICは7,850円ですが、アメリア会員は4,620円でオンライン受験できます。
年4回受験すれば約12,000円の節約になるので、年会費がほぼ回収できます!
2022年12月に確認したところ、アメリアでは、2023年3月、6月、9月、12月上旬にTOEIC(IPオンライン)を開催予定とのこと。
アメリアにログイン > スキルアップ > イベント情報
翻訳情報誌代と思えば安い
翻訳にちょっとでも興味があるなら勉強代として支払う年会費16,500円は安いはず。
翻訳スクールなどに通う前に、まずアメリア会員になってみる方がいいのでは?と感じます。
(私自身は翻訳の学校に通ったり通信教育を利用した経験がないので断言できませんが…)
毎月届く「情報誌の購読代」と考えると…
年会費16,500円÷12ヵ月=1冊あたり送料込み1,375円
アメリアにはベテラン翻訳者が多数在籍しています。
一方で、「いつか、副業でちょっと翻訳の仕事ができたらいいかもしれない」くらいのふんわりした気持ちの方も多いように感じました。
(会員情報のプロフィール欄をざっと閲覧しただけの主観なので、あくまでも憶測です)
その要因は情報誌とアメリア会員サイトから閲覧できるコラムなどにあると思っています。
翻訳通訳ジャーナルが定価1,320円なので、「毎月1冊、アメリアの情報誌を1,375円を購入している(かつ翻訳の求人情報にもアクセスできる)」と考えると、アメリアはかなりコスパがいいと感じるはずです。
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翻訳者の勉強法やお仕事事情が知れる!毎月届く翻訳情報Ameliaが魅力的
翻訳者ネットワーク「アメリア」 から毎月送られてくる情報誌は、駆け出し翻訳者にとってとても勉強になる内容。
参考までに、特によかった特集の表紙をちょっとだけお見せします。
2020年11月Amelia特集:「定例トライアル」を120%活用する実践わたしの学習法
2020年12月Amelia特集:採用担当者に聞く どう書けばいい?仕事に繋がる翻訳実績・経歴の書き方
2022年1月号Amelia特集:モチベーションを維持してスキルアップする方法
2022年11月号Amelia特集:翻訳支援ツールの使いこなし術
おわりに
フリーランス翻訳で稼いでいくのは難しいの?と疑問に感じた方は【翻訳会社の元正社員が回答】TOEIC900あれば翻訳の副業で月20万稼げる?【現フリーランス】の記事もぜひ読んでみてください。
また、技術翻訳の仕事をする上で愛用した書籍は『機械を説明する英語』は文系の実務翻訳・通訳者の強い味方の記事で紹介しているので、同じ分野の方はぜひチェックしてみてください。
当ブログが、これからアメリア会員になろうとしている方や翻訳の仕事に興味がある方の参考になれば幸いです。
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