【先読みとメモを徹底】リスニング正答率89%で英検1級に合格した私の解き方と学習法
リスニング問題27問中24問正解して英検1級に合格したので、おすすめの解き方を紹介します。
元英会話講師。上場企業での英語指導、機械分野の社内通訳・翻訳を経てフリーランスになりました。
【英検1級リスニング問題の解き方①】「先読み」が最重要
リスニング問題を解くときに、必ず行うことは「先読み」です。
- 何を聴きとれば良さそうか
- キーワードは何か
- どんな内容か
これらを把握せず、リスニングの音声を聴くのは無謀だと思います。
台風のため、本日のフライトは全て欠航となります。東京行きの振替便は月曜日15時、ロンドン行きは18時、ドバイ行きは20時です
と、アナウンスが流れた際に、何を知りたいか(何を答える問題か)わかっているか否かで、聴き方(覚えておこうとする内容)が変わります。
- 曜日を答える?
- 時間を答える?
- 欠航の理由を答える?
- 18時がどこ行きか答える ?
特に、長いスピーチが流れる最後の2問は、選択肢それぞれの違いを理解しているか否かで、正解できるかが決まります。
過去問で勉強しているときから、どの音声が流れているときに、どこまで先読みするか決めておくと、試験当日も落ち着いて問題が解けます。
リスニング問題が始まってからでは先読みが間に合わない方は、リーディングの問題を3分早く終わらせて、目を通しておく価値はあると思います。
英検1級のリスニング問題の「先読み」を加速させる必須のアイテム
リスニング問題を解くときに、塗り絵をしている暇はないはず。
英検に限らず、リスニングに限らず、 マークシート方式の試験の時に私は必ず「マークシートシャープペン」を使います。
このシャーペンがあれば、マークシートがサクサク塗りつぶせます。塗りつぶすというより印をつけるという表現の方が正しいかもしれません。
先が細いシャーペンでマークシートを塗りつぶしていたり、先がとがらない絶妙な仕上がりになるように手でえんぴつを削っている方は、あまりの時短効果と快適さに感動すると思います。
点数UPにつながる文房具
1秒も無駄にできないTOEICや英検対策にぺんてるのシャーペンがおすすめ!
サッとマークできるので、リスニング問題は集中して聞けて、選択肢を考える時間も伸びます。
- えんぴつのように削る手間が無く、いつでも万全の状態で使える
- グリップが付いているから手が痛くなりにくい
【英検1級リスニング問題の解き方②】メモをする
TOEICではメモが禁止されていますが英検は問題用紙にメモしても大丈夫。
メモするときと、メモしないとき、正答率が高かったのは圧倒的にメモをしていたときでした。
また、結局何のことだったかよくわからなかった時に、聞き取れた単語をひたすら殴り書きしたメモをヒントに解答をマークすることで正答率が上がっていたこともあるかもしれません。
けれど、最大のメリットは集中力が高まること。
さすがに試験当日は眠くならないと思いますが、仕事や学校から帰ってきて、家でリスニング問題を解くとなると、疲れていて眠くなりませんか?
手を動かすと、眠くなりにくく、集中力も維持しやすいです。
私はTOEICのリスニング問題を自宅で解いていると、簡単だなぁ~と感じるくらい聞き取れていたのにぼんやりしてたら、結局どの選択肢にマークしたらいいか判断できないというような、情けない失点をすることが多々あります。
でも、英検では必ず手を動かしているので、このような凡ミスだけは起こりません。
おわりに
この記事では、おすすめな英検1級リスニング問題の解き方を紹介しました。
英検1級対策の参考になれば嬉しいです。