【英検1級ライティング10点UPした勉強法】効果的な対策と添削サービスIDIY(アイディー)
英検1級を初めて受験した時、英作文が12点だった私が、なんとか合格ラインの22点を取った勉強法と、愛用したサービス「英語添削アイディー 」を紹介します。
アイディー(IDIY)では5万円課金(約1万円×5回)して20回以上、英文を添削してもらいました。
実際の利用画面のスクショと合わせて英検対策としてアイディーを使うコツも紹介します。
「英作文が苦手」「英検1級のライティング対策に、何をしたらいいかわからない」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
\合格直前1ヵ月半使っていた英作ノート/
元英会話講師。上場企業での英語指導、機械分野の社内通訳・翻訳を経てフリーランスになりました。
英検1級ライティング対策に活用した参考書
初めて英検1級を受けたときは、過去問の模範解答をサラッと読んだ程度でしたが、その時に気づいていたのはトピックに対して、日本語でも作文ができないということでした。
とにかく、社会問題に対する模範解答を知りたいという理由で、植田さんの本を購入しました。
『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』は英検に限らず、教養力を身に着けるという意味でも、とてもいい内容だと思いました。
普段英語でニュースを見たり、政治や社会問題についてディベートをすることも無かったので、まずは本書に書いてあることを読み込んで、単語力をつけるところから始めました。
英作文対策の本は、この1冊で十分だと感じたので他の参考書は使用していません。
ただ、面接対策として買った『英検1級 面接大特訓』の方が内容が易しく、簡潔に要点がまとまっていたので、私はこちらの本で英作文対策をしてもよかったな、と一次試験に合格してから感じました。
どちらがおすすめか?と聞かれると、万能型で英検1級合格後も本棚に残っている『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』。
ただ、面接対策で『英検1級 面接大特訓』も使った方が心強いのは間違いないです。
英検1級と準1級の面接試験、難易度を比較。独学でも合格できた対策方法の記事でも紹介していますが『面接大特訓』は二次試験の数日前に不安に押しつぶされそうになり、駆け込み購入しました。
現時点で「どちらか1冊買おうかな…」と悩んでいる方は遅かれ早かれ両方買うことになると思います。
【私には向かなかった】英検1級ライティング対策として始めた勉強法
プロの記事を丸ごと写せば、自分の英作文力も伸びると信じて、新聞から学んだ言い回しを使ったり、部分的に文章を真似したりしました。
しかし、1ヵ月程度で飽きて、ニュースを模写することを止めたので、「効果」がどうだったか語れるような立場ではありません。
ライティング力より、単語力やニュースを選ぶ際の速読力の方が鍛えられたように思います。
英検のためだけ、ではありませんが、The Japan Times Alphaを購読していたこともあります。
調べたい単語に下線を引いたり、切り取って英作用のノートに貼ったりするのに、すでに印刷済みの新聞の購読は便利でした。
「あのニュースを事例として書きたい」というときに、切り貼りしていた記事が役に立ったことはありませんが、やり方と継続期間次第で、英語力は伸びると思います。
【私に必要だった】英検1級ライティング対策として効果的だった勉強法
20分で1題書き上げる練習と、細部にこだわって文法の基礎固めをすることを両立させて、とにかく自分の言葉で英作文することが一番効果的でした。
①試験当日だと思って20分間でとにかく殴り書き
英検1級合格前の約2ヵ月間は、とにかく英作することに注力しました。
他人の見解や意見を写し書きしていても、自分の血肉にはならないと気づいてから、ライティング力が伸びたと感じます。
新聞を写すことも、本やニュースを読むこともせず、自分の意見を20分で殴り書きしました。
試験当日、ライティングに充てる時間を20~25分と決めていので、時間内に書き上げる練習として時間制限を設けたのも、ペース配分の感覚が掴めてよかったと思っています。
②丁寧に1題仕上げて添削依頼に出す
実際に自分で英作してみると「本当にこの表現でいいのかな」と不安になることが増えたので、添削サービスの利用を始めました。
添削してもらうことを前提に書き上げることができた作文は、1週間に2題分くらい。
「お金を払って添削してもらう」となると、わざと自信のない表現を使ってみたくなったり、冠詞や単語をしっかり調べるなど、丁寧に英語を勉強するようになったので添削用に1題完成させるのに時間がかかっていました。
TOEIC800点を超えてから、英文法書は『ロイヤル英文法』を愛用しています。
『ロイヤル英文法』は 独学でTOEIC900点の壁を突破するために使用した教材10選【800点代から950点超え】の記事でも紹介しています。
また、冠詞が苦手すぎて『ネイティブはこう使う!マンガでわかる冠詞』も繰り返し確認していました。
全ページカラー!超ポップなデザインで「冠詞ってこんなに簡単なのね…!」という錯覚に陥らせてくれる良書です。
2021年6月時点で、Kindle Unlimited読み放題対象なので、気になる方はぜひ。
月額980円で和書12万冊・洋書120万冊以上読み放題
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英検1級ライティング対策に添削サービスは必要か
英検1級のライティングは、独学する方もいると思います。
でも、独学だと間違えたまま覚えた文法を使っていたり、ネイティブスピーカーが読むと不自然な文章を書き続けていることに気づくことができません。
英検1級に一発合格する予定の方にとっては節約可能な費用ですが、一度でも不合格通知を受け取っていて、英作文の点数が合格ラインに達していないのであれば、添削してもらうのが近道です。
私はどうしようもなくライティングが苦手で、初めて不合格通知を受け取ったときは正答率42%。
そんな私がなんとが合格ラインに立てたのは添削サービスを利用したから。
間違えた文法で文章を100回書いても、勝手に正しい文法には直ることはありません。
間違いに気づける日がくればいいですが…英検1級を受験する方は、もう文法はある程度わかっている前提で勉強していると思います。
なので、ささやかなミスに自分で気づくきっかけが少ないです。
過去に書いた文章を添削依頼してみてください。
「こんなに指摘が入るの?」と、たくさん学べると思います。
英検1級ライティング対策に利用した添削サービスIDIY
私は英語添削アイディー で4,033単語(22回)英文の添削を依頼(5万円課金)して、英検1級に合格しています。
英語の勉強をしていて、孤独だと感じたり、英作文なんてしたくない!と感じたとき、IDIYの利用者数と順位を見て自分以外に英作文を頑張っている人がたくさんいると刺激を受けることでモチベーションを保つこともできました。
最近では、英文履歴書の添削も依頼したくらい信頼しているサービスです。
- ネイティブスピーカーに依頼できる
- オンラインで利用できる
- 都度払いできる
英検1級ライティングの問題をIDIYで添削依頼する流れ
英検1級ライティング問題の英文を入稿
▲携帯から入稿するときの画面です。PCからでもほぼ同じスタイルの画面が表示されます。
入稿フォームは、スペルミスがあると下線が入ります。
この画像でも、sampleをsampleeと入力した箇所に下線が入っています。 ※日本人の名前や固有名詞も下線が入ります。
【支払確認】ボタン左横の【4W】は「4単語」という表示です。
都度払いの場合は、 1単語=〇円というシステムなので、お財布と相談しながら入稿できます。
英検1級ライティング対策に向いていそうな講師に添削を依頼
プロフィールに記載されている得意分野や学歴などを参考に、依頼する講師を選択します。
英検1級取得済みの日本人講師もいらっしゃいますが、どの程度のスコアで合格しているのか不明なので(実はライティングは成績悪かったということも十分ありえる)英語圏で生まれ育った講師に依頼したほうが良いと思います。
日本人講師に依頼したことが無いので大きな声では言いませんが、ネイティブスピーカーと日本人では指摘できる文法事項や単語やフレーズのバリエーションにかなりの差があると思います。
私は、英検1級合格後もIDIYで英文添削を依頼しています。
そんな自分が誰かの英検1級対策のライティングを添削できるかと聞かれたら答えはNO。
“英検1級合格”程度の英語力なんて、ネイティブスピーカーの小学生レベル…
※あくまでも私にできないだけであって、対応できる優秀な日本人講師はたくさんいらっしゃると思います
- 大学や専門学校での専攻が教育・文学系
- 校正(Proofreading)・編集(Editing)の経験者
- 英語指導資格(TEFL/TESOL)の保持者
講師によって納期が異なるので、受験日の直前であれば納期もチェックしてから依頼します。
添削についてのオプション設定
カスタマイズオプションを設定することで、用途に合わせた添削サービスを受けることができます。
英検1級対策であれば利用目的は「試験対策」、英文形式は「正式な表現で」を選択しましょう。
スタイルの設定は、「大幅な変更希望」「原文をできるだけ尊重」「講師にお任せ」の3種類用意されています。
私は「講師にお任せ」を選択していました。
支払い画面を確認して入稿
最後に、入稿した単語数、納期、費用が表示されます。
問題なければ確定ボタンを押して依頼完了。
英検1級ライティング対策としてIDIYで添削依頼する際のポイント
いきなり英検1級ライティング問題の解答を入稿しない
英検1級ライティング問題の200~240単語入稿して、期待と異なる添削結果にガッカリするのは避けたいです。
まずは、50~100単語くらいの短文を依頼して、講師との相性を確認するといいと思います。
英会話講師として働いた経験からも思いますが講師との相性は大事です。
あくまでも相性の話で、特定の講師が「良い」「悪い」と言っているわけではありません。
「どの程度、添削してほしいか」「どんな指導を受けたいか」という好みは人それぞれです。
文法のミスが多ければ「ミスの指摘」が中心なので、講師の個性はそこまで出ないと思います。
でも、ミスが少ないときの対応は、講師の個性が顕著に出ると感じました。
英検1級を受験する方であれば、50単語入稿した中に、ミスが1つも無いこともあるはずです。
そんなとき、あなたの好みの講師は下記のどちらですか。
すばらしい!素敵な文章ね。次回の依頼待ってるよ!
●●や■■っていう別の表現もあるんだよ!
英検1級のライティング対策をするなら、できるだけ同じ講師に添削依頼する
私はとても親切な講師と出会うことができたので、過去に似ているミスをしていると「苦手みたいだから補足説明するね」とたくさんの例文や解説を付けていただいたことがあります。
また「前回も悩んだけど、この表現は適切?」と、過去のやりとりを引用して質問することもできました。
「講師との相性は大事」と述べましたが、講師の選り好みに時間をかけても仕方ないので、ちょっとでもいいな、と感じる講師と出会えた際は、継続依頼するのがおすすめです。
英検1級ライティングの添削をIDIYで依頼するのに必要な費用
IDIYの料金システムは月額契約(定期券)と都度払い(ポイント)の2種類です。
英検1級対策で利用するのであれば、都度払い一択です。
なぜなら、一番高額な月16,478円(税込)の定期券であっても、1回に入稿できるのは100単語。
でも、英検1級のライティング1題で書かなければならないのは200~240単語。
定期券では、1題を1度に添削してもらうことはできません。
2021年5月14日時点で公式サイトに表示されている料金から、英検1級対策に必要な料金がどのくらいになるか計算しましたので、目安にしてください。
- 5,000円で500ポイント購入
→英検1級1題(200単語)の「学べる添削」約2.5回 - 8,900円で1,000ポイント購入
→英検1級1題(200単語)の「学べる添削」約5回
英検の英作文対策でアイディーを利用した人の感想
おわりに(ライティングの添削結果を見るのは楽しかった!)
この記事では、英検1級対策をきっかけに今でも継続利用している英文添削サービスIDIY(アイディー)を紹介しました。
個人的には、ライティングの勉強の中では添削結果を見るときが一番学べて、一番楽しい時間でした。
一人で黙々と文章を書いていても、学べている感じがしなかったり、「本当にこの文章でいいのかな」と常に不安を感じていました。
でも、ネイティブスピーカーに英文を添削してもらうようにしてからは、自分の成長が実感できたり「こんな表現もあるのか」と新しい学びの機会が多くて、英作文が楽しくなりました。
今なら1,200円分無料で試せるので、ぜひ英語添削アイディー を使ってみてください。
当ブログが英検1級対策の参考になれば幸いです。
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