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Shoko
TOEICリスニング満点・英検1級
2012年からAudibleを愛用、英語のオーディオブックは100冊以上聴いています。

経歴:英会話講師・実務翻訳・通訳


『サイコセラピスト』『The Maidens』犯罪心理系ミステリー小説(アレックス・マイクリーディーズ)

The Silent Patient, サイコセラピスト & The Maidens (原書・本・オーディオブック)

2019年に英語圏で大ヒットした『The Silent Patient』(邦題『サイコセラピスト』)の著者アレックス・マイクリーディーズの新作『The Maidens』が2021年6月に出版されました

Goodreads Choice Awards 2019のBest Mystery & Thrillerで1位だった『The Silent Patient』は、脚本家である著者のデビュー作。

今回の『The Maidens』は待望の2作品目となります。

著:Michaelides, Alex
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注目すべきは、著者自身が心理カウンセラーのような仕事に就いたことがあるという点かもしれません。

両作品とも、心理学や精神科医に強い興味を持っている著者ならではのストーリーだったように感じます。

『The Silent Patient』と『The Maidens』は同じ登場人物が出てくることもあり、読む順番は

  1. The Silent Patient
  2. The Maidens

がおすすめです。

そんなこともを踏まえて2冊同時にこの記事でレビューしていきます。

筆者:Shoko

TOEICリスニング満点・英検1級の元英会話講師。2012年からAmazonのを愛用。最近聴いた本は2021年の聴く読書記録で紹介しています。

もくじ

アレックス・マイクリーディーズのデビュー作『サイコセラピスト』

あらすじ

殺人事件の犯人アリシアの日記と、心理療法士セオ目線のニ方向からストーリーが進んでいくミステリー小説。

夫を射殺したアリシアは一言もしゃべらない。そんなアリシアを救えるのは、自分しかいない!とセオは、アリシアが収容されている施設へ転職して、カウンセリングをはじめます。

SNSで「いいね」が多かった感想・レビュー

英語版のオーディオブック

オーディオブックの目次は、手抜きに見える構成ですが、実はこれで十分かなと思います。

と言うのも、和書にも目次はありませんでした

原書のKindle版では、

  • Part One
    • Chapter 1 – 10
  • Part Two
    • Chapter 1 – 34

…のような5部構成。

和書でも本文中に「第〇部」と表記があり、その中で数字が振られています。

欲を言えば、目次内にPart Oneなど、書いてほしい気もしますが後々聞き直したくなったときに、「第〇部から聞きたい」とはならないので問題ないと感じます。

Chapter 72で、著者のインタビューが入っています。

著者本人の声が聞けるのはオーディオブックならでは。

また、本書はサクッとストーリー展開を楽しむ小説だと感じたので、流し聞きに向いています。

英語の難易度も高くはなかったので、さらっと聞いて楽しみやすい本でした。

『サイコセラピスト』 英語のオーディオブック
朗読Louise Brealey, Jack Hawkins
定価2,700円
配信日2018年12月18日
再生時間8時間32分

アレックス・マイクリーディーズの最新作『The Maidens』

あらすじ

ケンブリッジ大学の「The Maidens」というグループに所属する女生徒が殺害される。マリアナは、イケメンな教授が犯人だと確信。けれど、教授にはアリバイがある。共犯者がいるのか?教授を追っているうちに、自分も危険な目にあっていく。

SNSで共感した感想・レビュー

『サイコセラピスト』のセオが登場することに喜ぶ読者が多い印象。私もこういう展開は好きです。

ラスト150ページくらいで、もう本が置けなくなったけど、星を付けるなら4/5くらいかな、という感覚にも激しく共感。

個人的には、ロマンチック思考で読書好きな主人公マリアナの純粋な人柄が、妙に好きでした。

英語版のオーディオブック

The Maidens 英語版オーディオブックの目次

『サイコセラピスト』同様、Kindle版でもPart1、Part2という区切りがあるだけなので、オーディオブックの見出しもChapter表示のままで支障ないかな。

Chapter86がエピローグで、最後のChapter87は効果音とクレジットの案内のみ。

本作には著者のあとがきやインタビューは含まれていませんでした。

The Maidens by Alex Michaelides
朗読Louise Brealey, Kobna Holdbrook-Smith
定価3,100円
配信日2021年6月10日
再生時間9時間19分

『The Silent Patient』『The Maidens』どっちがおすすめ?

スクロールできます
The Silent PatientThe Maidens
日本語版『サイコセラピスト』未翻訳
Kindle704円
336ページ
1,126円
284ページ
Goodreads★4.11(評価:711,064件)★3.75(評価:19,856件)
Amazon.com★4.5(評価:79,593件)★4.0(評価:1,903件)
Audible定価2,700円
8時間32分
3,100円
9時間19分
Audible.com★4.5(評価:56,897件)★4.3(評価:867件)
2021年7月3日時点

どちらか1冊だけを勧めるなら…私はストーリー展開が好きだった『サイコセラピスト』推しです。

英語の難易度は同じくらいに感じました。

『The Maidens』の方が登場人物が少し多く、心理描写が減って、わかりやすい動作で話が進んでいくので、若干ストーリーが追いやすいかも。

2冊ともギリシャ神話に触れます。(著者の母親がギリシャ出身のようで、きっとその影響ですね)

ギリシャ神話に詳しくない私でも、問題なく全体のストーリーは追えましたが、ちょっと知っていた方がより楽しめるような気がします。

全く異なるストーリーなので、どちらから読んでも問題はありませんが、『サイコセラピスト』の登場人物が『The Maidens』に出てくる際の時系列や会話にちょっとだけ楽しめる要素があるので、読む順番

  1. The Silent Patient
  2. The Maidens

がおすすめです。

Amazonのの無料体験を利用することで、好きなオーディオブックが1冊無料でもらえるので、気になった方はぜひ聴いてみてください。

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次に読んでほしい/聴いてほしいおすすめの洋書

『The Silent Patient』が好きだった方には、『The Wives』も読んでみてほしいです

『The Wives』は、恋愛系スリラーを得意とするTarryn Fisherが2019年に出版した小説。

精神病院に入院したり、セラピーを受けたりするシーンもあるので、心理スリラーが好きな方におすすめです。

サイコセラピスト同様に、展開が見えている感じはしつつも、やっぱり結末が気になって仕方ない!という感じで、後半からはドキドキが止まらず、本を置くことができませんでした。

Graydon House
¥1,211 (2021/07/25 06:28時点 | Amazon調べ)

日本語翻訳されていてる『ザリガニの鳴くところ』も、まだ読んでいなければぜひチェックしてほしい小説。

全世界で1,000万部突破しており、日本でも2021年本屋大賞の翻訳小説部門で第1位に選ばれています。

『サイコセラピスト』や『The Maidens』のような心理学的な要素は少なく、社会的な要素が強いです。

サスペンスなのか、恋愛なのか、孤独なのか…テーマもジャンルもこれ!と断言しずらいしめっぽいフィクション

アレックス・マイクリーディーズの小説と同様、最後の最後でストーリーの全体像が明らかになるページターナーな作品なので、ミステリー小説が好きな方はぜひ。

\この記事で紹介した本/

著:Michaelides, Alex
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著:Michaelides, Alex
¥1,110 (2021/07/25 06:28時点 | Amazon調べ)
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