【洋書の難易度・対象年齢】当ブログでの記載について
当ブログでは日本人が洋書を読破する難易度ができるだけイメージしやすくなるように、上記グラフの表示を順次追記しています。
洋書の対象年齢
対象年齢は、アメリカのAmazonに記載されている年齢を転記しています。
これはネイティブスピーカーにとっての対象年齢です。バイリンガル教育の目安にしてください。
対象年齢6歳未満の絵本に日本で普通教育を受けてきた大人が苦戦することは珍しくありませんので、ご了承ください。
▼ 8歳と記載されていた場合は、8歳の箇所のみ塗っています。
▼ 8歳以上と記載されていた場合は、8歳・10歳・12歳~を塗っています。
- 絵本と児童書のみ表示
- 高校生以上が対象となる小説や、ビジネス書では記載していません
洋書の難易度について
小見出しでカッコ書きしているLexile指数は、Amazon商品ページもしくはLexile公式ページの指数を転記しています。
Lexile指数については【洋書の英語レベルを知る】Lexile指標を英検・TOEICに置き換えた難易度の目安の記事を参照ください。
易しい~難しいを表すグラフは、
- Lexile指数で示される語彙・文章の難易度
- YL(SSSの読みやすさレベル)
- 1冊のボリューム※読破しやすさ(文字数・イラストの量)
- 日本の公立校で英語教育/英検/TOEICで学ぶ単語の割合
を総合的に考慮した主観を記載しています。
全単語知っていてキッチリ理解できるレベルではなく、部分的には楽しめて、なんとか読破できるレベルの英語力の目安として参考にしてください。
▼ TOEIC850点前後の方であれば読破できる
英検2級でも…
- 児童書を英語で30冊以上読んでいる小学5年生
- 10年以上英語の勉強をしていない社会人
では、前者には簡単な本も、後者には難しいということが起こります。
TOEIC700点でも…
- 対策を一切せずに初受験。毎日英語で論文を読んでいる
- TOEIC対策だけをしてきて、解き方や時間配分を熟知。英語を読む習慣は皆無
という場合では、おすすめする本の厚みが異なります。
大手英会話スクールで100人以上の生徒さんを受け持った後、上場企業の社内で英語指導を担当したため、上記どのパターンの生徒さんも見てきました。
その経験も踏まえて、本のジャンル(大人向きか、子供向きか)も配慮してグラフを作成しています。
同じレベルで記載した本の難易度に矛盾が生じないように配慮していますが、あえて少し低め/高めに記載している場合もあることをご了承ください。
英語絵本の難易度について
絵本など、英検やTOEICで難易度が示しにくい書籍については、Lexile指数をそのままグラフにしています。
例えば、『くまさんくまさんなにみてるの』と『はらぺこあおむし』など対象年齢だけでは、どちらの絵本の方が英語が難しいか見極めにくいのではないでしょうか。
そこで、どちらがより自分(や自分の子ども)に適しているか判断しやすくなるようにLexile指数をグラフにしている場合があります。
▼ 『くまさんくまさんなにみてるの』
▼ 『はらぺこあおむし』
▼絵本はこちらの記事で紹介しています
体感する難易度は100人いたら100通り
読破するために必要になる英語力を英検とTOEICで記載していますが、
- 英語で文学を楽しんできた経験値
- 大まかな内容は知っている
- その本のストーリーや内容が好き/嫌い
など、読み手の背景や嗜好によって、体感する難易度は異なります。
また、どんなに英語が簡単でも、内容が面白くなければ、読破したくはならないものです。
「好きじゃないな」「これは難しくて読んでいてしんどいな」と感じたら、迷わずその本は手放してください。
メルカリで売ってもいいですし、「いつかこれを読破するんだ」と大事に積んでおくのもいいと思います。
たくさんの本を手にとればとるほど、自分の英語力に合った本や、好みの洋書に出会える確率が上がります。
なので、ためらうことなく、どんどん次の本を開いてください。
私自身も、学生の頃は自分の英語力に見合わない本ばかりに手を出して何度も挫折しました。
今でこそ「なんでこんな本を買ったんだ」と思うような全く好みではない洋書を、とにかく最後まで読もう!と意地になったこともあります。
でも、最後まで読むことは正義ではないんですよね。
読書は楽しむものです。
それがたとえ「英語学習としての多読」であったとしても、読んでいて楽しいと感じるか否かが読破できるか否かの境目になります。
そして、100人いたら本の好みも100通り。
なので、話は戻りますが、読破しやすさの難易度はあくまでもざっくりとした目安としてご活用いただき、「これが読みたい!」と思った本からどんどん挑戦してください。
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