Project Gutenbergの使い方とReadability Squareで本の難易度を確認する方法

無料で洋書を読むなら電子図書館Project Gutenbergがおすすめ!

この記事では「プロジェクトグーテンベルクって何?」という方に向けて、サイトの使い方と無料で洋書を読む方法について解説していきます。

本の難易度(単語レベル)が確認できるReadability Squareもあわせて紹介しているので、読みやすい洋書を探している方の参考にもなれば嬉しいです。

筆者:Shoko

TOEICリスニング満点・英検1級の元英会話講師。2012年からAmazonのを愛用。聴いてきた英語のオーディオブックは100冊以上。

もくじ

Project Gutenberg(プロジェクト・グーテンベルク)とは

プロジェクト・グーテンベルクは、アメリカでの著作権が切れた本(著者が亡くなってから一定期間経過した本)を集めたインターネット上の図書館。現在、6万冊以上の電子書籍を無料公開しています。

Project Gutenberg is a library of over 60,000 free eBooks. Choose among free epub and Kindle eBooks, download them or read them online. You will find the world’s great literature here, with focus on older works for which U.S. copyright has expired.

Gutenberg – Welcome (http://www.gutenberg.org)

Project GutenbergとOpen Libraryの違い

サイト名Project GutenbergOpen Library
会員登録不要必須
利用料無料無料
ダウンロード不可
※レンタルとしての閲覧のみ
著作権切れの本ありあり
最近出版された本なしあり
貯蔵数6万冊2000万冊
利用方法本記事で詳細を解説詳細記事を読む
アドレスhttps://www.gutenberg.org/https://openlibrary.org/
電子図書館サービス2サイトを比較

似ている電子図書館サイトにOpen Libraryがあります。Open Libraryは、著作権が切れていない新刊も閲覧できるという点でとても人気。

一方、Project GutenbergはKindle・PDF・テキスト形式などでダウンロードできるのが強みです。。

無料で英語の多読を楽しむなら、読みたい本に合わせて両方のサイトを併用するのがおすすめです。

Project Gutenbergで洋書を楽しむ方法

洋書の探し方① 読みたい本のタイトルから検索

STEP
検索ボックス内に書籍名を入力して「Go!」をクリック
Project Gutenbergの使い方1
STEP
検索結果から読みたい本を選択

「romeo」で検索すると、いろんな言語で『ロミオとジュリエット』が表示されます。

ほとんどの場合、一番目に表示されるダウンロード数が最も多い本が英語版。

Project Gutenbergの使い方2

洋書の探し方② 人気作品一覧から本を選ぶ

STEP
「Find Free eBooks」内の「Frequently downloaded」をクリック
Project Gutenberg人気順に洋書を探す1
STEP
ダウンロード数が多い人気順になっている作品タイトルから読みたい本を探す
Project Gutenberg人気順に洋書を探す2

箇条書きのリストから該当箇所へサイト内ジャンプします(以下、リストの日本語訳)

  • 昨日ダウンロードされた人気作品TOP100
  • 昨日ダウンロードされた人気著者TOP100
  • 直近7日間の人気作品TOP100
  • 直近7日間の人気著者TOP100
  • 直近30日間の人気作品TOP100
  • 直近30日間の人気著者TOP100

Project Gutenbergで洋書をダウンロードして読む方法

Project Gutenberg洋書の閲覧・ダウンロード方法

読みたい本をクリックすると、ダウンロードページが表示されます。

ウェブ上での閲覧はHTML版をクリック。印刷する場合はWordなどに一度コピペして文字の大きさなどを整えるのがおすすめです。Kindle版やPDF版が用意されていることもあります。

Project Gutenbergで洋書を読む際の留意点【古い本(昔の英語)を読むの難しい!】

著作権が切れている古い本の英語はハードルが高いことが多いです。

日本語も、現代文学と古典では単語も文体も異なるのと同じです。(科目としても「現代文」と「古文」のように「国語(日本語)」の中で異なりますよね)

例えば『ロミオとジュリエット』の原文は下記の通りとなっています。

O Romeo, Romeo! wherefore art thou Romeo?
Deny thy father and refuse thy name!
Or, if thou wilt not, be but sworn my love,
And I’ll no longer be a Capulet.

The Tragedy of Romeo and Juliet by William Shakespeare – ACT II. Scene II. Capulet’s orchard.

ああ ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの?

の箇所ですが、初見で「art thou Romeo? って何語ですか?!」とビックリしたのは言うまでもありません。

英文学などを専門に勉強していたり、古典好き/すでに洋書をたくさん読んできている人とっては英語に見えるかもしれませんが、受験英語からビジネス英語を学んだ純ジャパ目線では古典英語が他言語に見える本も多々あります。

Readability Squareで英語の難易度を確認

洋書の難易度は、今まで覚えてきた単語の種類(受験英語/TOEIC系/絵本)や、本のジャンル(好み)に大きく左右されます。

けれど、Gutenbergの本はReadability Squareのサイトで語彙レベルを参考にすることは可能です。

調べ方はとっても簡単で、調べたい本のタイトルを入れて検索するだけ。

Readability Squareの見方

サイトの見方ですが、私はピンクで囲った3ヵ所だけを気にしています。

例えば、Romeo and Julietは、作者が1564年生まれで、15,000単語以上の語彙力がないと読むのは難しそうな本です。

この15,000単語が、どのくらいのレベルかというと『オズの魔法使い』の倍以上の語彙力が必要であることを意味しています。

作品作者が生まれた年 Vocabulary Coverage(99%)
The Wonderful Wizard of Oz18567,000
Alice’s Adventures in Wonderland18328,000-10,000
Romeo and Juliet156415,0000

英語の難易度が高くない本の共通点

  • Readability Squareの Vocabulary Coverage (99%)の数字が小さい
  • 本の作者が生まれた年が現代に近い

この2つの条件に当てはまる本は、比較的読みやすいはず!

ちなみに、旺文社のサイト「英語の友」で掲載されている「英検1級英単語のレベルと単語力テスト」の記事では「英検1級は、大学上級程度、約10,000~15,000語レベルとされています」と書いてあります。

英検1級保持者の個人的な見解ですが、この旺文社が記載している英検1級レベルの単語力とReadability Squareで表示される語彙数は、全く一致しないと思っています。

英検対策だけをしている限り「wherefore art thou Romeo? Deny thy father and refuse thy name!」が読めるようになる日はこないかと…。

Project Gutenbergで英語の多読を無料で楽しむ方へのおすすめ

本記事では、英語の多読におすすめなProject Gutenbergの使い方を紹介しました。

最後に、Project Gutenbergを利用する方におすすめのサービスを紹介します。

Loyal Booksのサイトならオーディオブックも無料で聴ける

Loyal Booksでは、Project Gutenberg上の文書とLibriVox上のオーディオブックを同時に探すことが可能

著作権が切れているパブリックドメインの本は、LibriVoxがオーディオブック制作して無料配信しています。

Loyal Booksでは、Project Gutenberg上の文書とLibriVox上のオーディオブックを同時に探すことが可能。

オーディオブックを聴きながら、原文も読みたい方はLoyal Booksで本を探すのがおすすめです。

他にも無料でオーディオブックが聴けるサイトやアプリを紹介しているの記事も合わせてご覧ください。

無料で利用できる電子図書館 Open Library

著作権切れの本ではなく、新しい本を読みたい方には電子図書館Open Libraryがおすすめ!本記事で紹介しているProject Gutenbergと併用して英語の多読を無料で楽しんでください。

30日間無料!Kindle Unlimited読み放題対象のおすすめ電子書籍

月額980円のKindle Unlimitedは、Amazon上の電子書籍が一部読み放題。

読み放題の対象は和書12万冊、洋書120万冊以上!英語の多読をするのに最高のサービスです。

そうは言っても、対象作品が多すぎて、どの本を読んだらいいか悩んでしまいますよね。

そこで2020年1月時点で読み放題対象おすすめの本を紹介します。

日本のおはなしを日英両方で楽しめるYellow Bird Projectの電子絵本

Yellow Bird Project(イエローバード・プロジェクト)の電子絵本は日英両方が読めます。

海外の名作も多数ありますが、日本語のお話がたくさん楽しめるのはきいろいとり文庫の電子絵本ならでは。

単品購入しやすい値段(1冊200円前後)なので、じっくり英語学習する方はKindle Unlimitedを利用せずに買い切りで楽しむのもおすすめです。

YouTubeチャンネルYellowBirdProjectでは、日本語と英語の紙芝居動画がそれぞれ別々に公開されています。

英語音声のYouTube動画と合わせて電子書籍を楽しめるので、おうち英語の時間が一気に楽しくなります。

ピーターラビットの絵本を日英対訳で楽しむ

Kindle版のピーターラビットのおはなし1巻は、なんと0円

2巻以降はKindle Unlimited読み放題対象です。

1ページ内に日英両方が記載されているので読み比べしやすく、ストーリーを楽しみながら単語が覚えられるのがポイント!

『対訳ピーターラビットのおはなし』のKindle版中身

ハリー・ポッターの英語版は全巻読み放題対象!

ハリー・ポッターは全巻Kindle Unlimited読み放題対象!

ハリポタは英語の難易度が高いので洋書初心者さんにはおすすめできませんが、動く絵本版(Kindle in Motion)の1巻はとっても可愛いのでKindle Unlimitedを利用する方にはさらっと中身を見てみてほしい一冊です。

月額980円で洋書120万冊以上が読み放題

  • Amazonのなら好きなオーディオブックとボーナスタイトルの計2冊が毎月もらえる
  • 体験後は申込日を基準に毎月契約を更新していくので、いつ申込みしても損しないシステムで安心
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